白金とはどのようなものなのかご存じですか?
白金はプラチナとも呼ばれ、身近なところではアクセサリーなどの素材で耳にすることがあると思います。プラチナはヨーロッパでホワイトゴールドと呼ばれていたことから白金と言われるようになったそうで、プラチナの語源の由来は、スペイン語の「小さな銀」からだそうです。
ちなみに、アクセサリーのホワイトゴールドと呼ばれるものは、金合金であり白金ではないので、混乱しないようにしてください。アクセサリーのホワイトゴールドの場合、金の含有量として「〇K」と書かれているので、判別ができます。
装飾で使用される場合、美しく落ち着いた白金の光沢が上品で高級感があるために好まれています。
また、酸化や硫化に対する耐性が高く、長期にわたって外観を維持することも特徴の一つです。
比較的柔らかいため、微細なデザインや彫刻などの加工性に優れているのも特筆すべき点になります。
用途例は以下のようなものがあります。
- 高級アクセサリー(指輪、ネックレス)
- 高級時計の部品
- 装飾品のコーティング
産業では、自動車の排ガス浄化装置や燃料電池用の触媒などに使用されています。
自動車の排ガス浄化装置の触媒は、三元触媒と呼ばれており、排ガス中の酸化炭素(CO)を二酸化炭素(CO2)に酸化したり、窒素酸化物(NOx)を窒素(N2)と酸素(O2)に分解したり、炭化水素を二酸化炭素(CO2)と水(H2O)に酸化してしまう特性を持ち合わせている素晴らしい金属なのです。
燃料電池では水素燃料電池の触媒としての機能があり、供給された水素(H2)を触媒に通すと水素イオン(H+)と電子(e–)に分解し、電子(e–)は電流として正極に移動し、水素イオン(H+)は電解液を通り正極で酸素(O2)と水(H2O)になるります。このようにして、排出されるものとしては水だけになるので、非常に環境にやさしい電池というわけです。
次回は白金についてもう少し深いところを紹介したいと思います。