前回は、白金の使われ方や機能について触れてみました。
今回は、もう少し白金について認識を深めたいと思います。
白金の元素記号は「 Pt」と書きます。原子番号78の元素で白金族元素の一つです。
融点が1768.3℃、沸点が3825℃です。
白金族元素には、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金 があり、性質が似ている金属なのです。
それぞれ、原子半径が近いのも白金族元素の特徴です。
酸に強いため、化学的な用途によく用いられています。
原子半径とは、原子の大きさを表す指標の1つで、原子の中心にある原子核から、原子の最外殻電子(電子雲)の外側までの距離を意味します。
厳密には、原子の形は球状でなく、電子雲は確率的な分布を持つため、原子半径はあくまで「おおよその大きさ」を示しているのです。
さて、この金属の価格について興味があるのではないでしょうか。
白金はいくらくらいで手に入れることができるのでしょう。
金というくらいですから、かなりお高い価格なのかと想像できますが・・・
白金の相場は現在(2024/12)で、約5,100円です。金の相場が約14,500円ですから、約1/3の価格であることは魅力的ですね。
白金は2000年頃は1,900円でした。10年後の2010年には約4,600円。更に10年後の2020年には一時約3,100円と安くなった時期もありました。
このように、金属の相場は変動しますが、年々高くなっているのです。ちなみに、金の2000年頃の相場は、約1,000円でした。この時に、たくさん買っておけば・・・と思いますよね。
白金は耐食性や耐熱性、化学的安定性、また質感ある外観という特性から、機能性と装飾性の両面で優れた金属です。しかし、白金自体が希少で高価な金属であるため、採用するにはコストを十分に考慮する必要があります。
次回は白金の使用用途の具体例について触れてみたいと思います。