国家資格の中に「電気めっき技能士」があります
「特級(管理監督者)」「1級(上級技能者)」「2級(中級技能者)」「3級(初級技能者)」があり
今回は「1級(上級技能者)」取得者のお話です。
ご依頼いただいた案件は
「なんとしてでも1級を取得したい! そのサポートをして!」
という強い意志をもった方です。
お客様は、会社経営をしており、日常では、なかなか学習時間をとることができず
決められたスケジュールの中で行動することで、必然的に学習時間を作り出すお考えでした。
会社では、日々生産品の出荷や取引先様との調整、現場のトラブルが発生しないように立ち振る舞い
気が気でない状況であり、学習時間中も電話で仕事をしながらといった忙しさの中で活動する状況になりました。
それと、講習に対していろいろと準備するのは非常に手間なので
手ぶらで弊社にお越しいただき、受講してもらうことで学習に集中してもらいました。
貴重な時間の使い方を工夫し、資格を取得するまでの経過をまとめてみました。
先ず、お客様のめっき検定受験に対しての現状の実力を見極めさせていただきました。
めっき経営を長年している方なので、めっきの実務は、日常はほぼなくなっており、全くの素人といった状況でした。
短期戦では難しいので、1年後の試験合格を目標にして
長期戦で検定科目をマスターする方針でスタートすることとなりました。
我々は、一発合格に導くための難易度の高い戦いに挑むこととなりました。
講習は夏にスタートし、翌年の夏の受験といったスケジュール
実技試験 7/4
学科試験 8/27
検定には、「学科試験」と「実技試験」の二つがあります。
どちらの試験にも合格しなければ、資格を取得することができません。
合格基準は
「100点を満点として、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上」
となっています。詳しくは、厚生労働省のHPをご確認ください。
受験には受験手数料として、以下の費用がかかります。
実技試験 18,200円
学科試験 3,100円
受験の申し込みは、専用の申し込み用紙があるので
受検申請書等を「都道府県職業能力開発協会」から取り寄せ
必要事項を記入し、都道府県職業能力開発協会へ直接又は郵送等により申請を行います。
続きは「めっき技能士-2」で・・・
フラバーでは技能検定合格までの支援も行いますので、問い合わせください。