「生産部門におけるリーダーの役割」と題して前回に引き続きますが
今回は「リーダーに期待されるミッション」について触れてみます。
リーダーに期待されることはどんなことがあるでしょう?
日々の生産において、現場の効率を上げて生産性を追求すること
当然かもしれませんが、リーダーだけの技量では成しえません。
リーダーがこの目標達成に向けて人を動かすことが大事になってきます。
何をすればよいか
先ずは、現場メンバーのモチベーションを上げて
本来持っているパフォーマンスを最大限に引き出す状況を作ることです。
現場がサボっていないかを監視したり、強制させても意味ありません。
ますますモチベーションは下がる一方です。
このようなリーダーはこの時代でもまだまだいますよね。
古い! 古い!
本来あるべきリーダーは裏で現場づくりをしています。
例えば、現場に指示された生産指示に対して
どのようにしたら品質・納期を守って
現場メンバーが楽にトラブルなく生産を完了することができるかを
事前に考え、詳細な生産計画や準備をしています。
そして、現場メンバーに、生産に関する情報をしっかりと伝え
不安がない状況を作ってから生産することを当たり前にやっています。
これがリーダーの戦略です。
一方、生産性ばかりに注視してしまっていてはいけません。
なんといっても、現場の「安全」を忘れてはいけません。
生産性や効率ばかりを重視して「安全」をおろそかにしてしまい
メンバーがケガを起こすような事故が発生してしまったら
元も子もありません。
しっかりと「安全」を重視した現場づくりをし
現場メンバーの事故やケガを事前に防ぐ策を講じてください。
メンバーが「安全」に意識することも重要なので
「安全第一」をメンバーに意識付けする必要があります。
掲示物など啓蒙活動を推進することも一つの方法です。
安全な作業環境が、結果、リーダーの目標達成に繋がるのです。
いかがでしょうか?
リーダーの役割を担っている方は十分できているでしょうか?
経営者の方は期待されたリーダーに成長していることを確認していますか?
お任せでなく、現場に足を運んでみてください。
きっと現場は活気づきます!
今回はリーダーに期待されるミッションとしての例を書いてみました。
リーダーの人は是非視点を変えて
メンバーの成長のサポートをして
スキルアップの機会を増やしてあげてください。
現場の士気は高まります!
次回はお客様の満足度に関するところに触れてみたいと思います。
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